ウィーンから日帰りでザルツブルグ観光。超便利なザルツブルグカードも

ウィーンからウェストバーン鉄道(WESTbahn Management GmbH)に揺られること2時間半。音楽経験者であれば誰もが知っているだろう、モーツァルトの生家があるザルツブルグへ行ってきました。

モーツァルトの故郷、ザルツブルグとは?

ザルツブルクはドイツと国境を接するオーストリアの都市で、ザルツァッハ川によって街を二分されているクラシカルな街。
中世やバロック様式の建物が健在で、歩行天国のアルトシュタット(旧市街)があったり19世紀のノイシュタット(新市街)があったりします。作曲家モーツァルトが生まれた家は、旧市街にあり、彼の幼年期の楽器を展示する博物館になっている。

アルトシュタット(旧市街)の風景 

ウィーン〜ザルツブルグの行き方

冒頭でも書いたように、ウィーンからはウェストバーン鉄道(WESTbahn Management GmbH)がでており2時間半ほどで到着ができるため、東京〜京都くらいの感覚で日帰りで楽しむことができる。
値段は早割のようなものがあり、予め予定が決められているのであれば早く買ったほうがよい印象。とても活用されている列車でもあるので、満席で買えないことも時間帯によってはしばしば見受けられる。そしてその時間帯によっても若干値段に差分があるため、自分のスケジュールとにらめっこしながら購入するのが良さそうです。

WESTbahnの車体。車両は新しく中はとてもきれい

私はウィーン・ミッテ駅から乗車。
ターミナル駅のため構内は広いが大変わかりやすい構造なので迷うことはなさそう。時間つぶしにウィンドウショッピングとまでは行かないが、SPARというオーストリア中で見かけるスーパーやLindt(リンツ)があるため乗車前のお菓子や飲み物を買ったり、それなりに時間は潰せる。


車窓の風景はこんな感じで、オールドクラシックが似合う牧歌的風景を眺めることになる。 ノスタルジック大好きっ子ちゃんにはたまらないひとときとも言える。

ザルツブルグの見どころとは?

言うまでもなくモーツァルトの生家、そしてホーエンザルツブルグ城。そしてザルツブルグ大聖堂。このあたりは自分がゲームの主人公にでもなったつもりでお楽しみいただきたい。
そして個人的に最もハイライトと言えたのは聖ペーター教会とカタコンベ。
前者は『サウンド・オブ・ミュージック』で、ナチスに追われたトラップ一家が逃げ込んだところ。そして後者はメンヒスベルクの断崖をくり抜いて造られた聖域とも言える場所。このあたりの詳細は次のブログで紹介していきます。

便利でお得なザルツブルグカードって?

ザルツブルクカード(Salzburg Card)は、ザルツブルクの市内にある観光名所に無料で入れたり、公共交通機関やなんとケーブルカーまでも無料で乗り放題になるカード。


私はというとザルツブルグに到着してすぐに駅にあるザルツブルク中央駅観光案内所(Südtiroler Platz 1, 5020 Salzburg)にて購入。朝6時くらいに出発して10時頃に到着したからか特に並ぶこともなく購入ができました。
もちろん事前にネットで済ませておくこともできるので、その場合はこちらから購入されるとよさそうです。
なお24時間カードの場合、買った時間から24時間カウントが始まります。
たった25ユーロの支払で、ザルツブルグ全域が楽しめるなんて買わない理由がありませんな!