“ケーススタディハウス”と言ったほうがいいかもしれない。ロサンゼルスはイームズハウス(Eames House)へ行ってきました。
そもそもイームズハウスとは?
The Eames House, also known as Case Study House No. 8, is a landmark of mid-20th century modern architecture located in the Pacific Palisades neighborhood of Los Angeles. It was designed and constructed in 1949 by husband-and-wife Charles and Ray Eames to serve as their home and studio. They lived in their home until their deaths: Charles in 1978 and Ray, ten years to the day, in 1988.ロサンゼルスのパシフィックパリセーズ地区に位置している、20世紀半ばの近代建築のランドマークとして有名で、1949年にEames夫妻によって自宅とスタジオとして機能するように設計され建てられたものです。
ケース・スタディ・ハウス…雑誌『アーツ・アンド・アーキテクチュア』のスポンサーで行われた実験的住宅建築プログラム
イームズハウスの住所は?
アメリカはロサンゼルス、具体的には以下地図を参照いただくのがよいかと思われる。
サンタモニカにあるんだけど、イームズハウスとイームズオフィスがあって今回はハウスのほう。
少しサンタモニカの中心部からは離れます。訪問するための方法は基本オフィシャルサイトに掲載されています。
http://www.eamesfoundation.org/how-to-visit/
なおこちら、予約なしでは訪問ができないようです。
イームズハウスの見学予約の方法まとめ
加えて予約は電話のみで、電話中に訪問時の注意事項が事細かに説明される。主に尋ねられるのは氏名、希望訪問日時、電話番号。
まあ電話番号はホテルの番号を伝えて、この注意事項を聞くのに一苦労。
ひとまずサイトに目を通しておいて、電話では“はい”と返事をしておけばOK。
ざっくり要件や注意事項などを整理をしてまとめると、
- 訪問希望日時の48時間前までの電話予約のみ(310-459-9663)
- 滞在できるのは、月曜~土曜 10:00-16:00で、水曜と日・祝日は定休日
- $10.00必要(値上がりしたらしい)、学生と子供は無料
- 団体見学は別フォームでの申し込みが必要(http://www.eamesfoundation.org/group-visit-form/)
- 写真撮影は外観のみで内観は不可(そして入れない)
- トイレはない(といいつつ仮設トイレがあった)
- 禁煙
- 車上荒らしが出るらしい
私達は例によって自転車で向かう。
ちょっとしたお金持ちの住宅への私道っぽいところに入ると…
目印となる、“ここからがイームズハウスです”という看板。
ついた瞬間、ガイドを務める親族の方が私達の自転車を見て“すごいわね”とちょっと笑った。多分珍しいんでしょうね。
#8 チャールズ・アンド・レイ・イームズ設計 イームズ邸、1949年
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