ドイツ旅行、最後の回想。ローテンブルグで振り返る

当時はiPhoneなんてなかったし、“地球の歩き方”を握りしめながら次の日の予定を立てる、絵に描いたような旅行をしていた。
予めめぼしいレストランを見つけようにもそのガイドブックに乗ったお店しか選択はできなかったし、あとはぶっつけ本番でお店を覗きながら決めていた。
このローテンブルグという街はとても小さく、2日ほど滞在したのだけれども、とてもユニークでかわいらしい街だった。

ロマンティック街道が旅行コースのメッカなだけに、日本人旅行客も多く、ガイドブックに書かれているお店にこぞってみんなで食事をしているような状態。
ここはあまのじゃくな私ですから、まったくアジア人のいなさそうな端っこの方のレストランでひっそりと食事を取ろうと探し歩いたものだ。
ともかくポテトスープが美味しい、まっくらなお店でした。
今必死でそのお店をGoogleMapで探してみたけど見つかりませんでした。
当時の写真も撮っているはずもなく…無念。


ドイツの旅行記はこれで終わり。
やっぱり写真ってキチンと残しておくべきだね。
思い巡らせながら書くにもヒントがないと記憶って呼び覚ますことなんてできないんだ。

それでも明確に覚えていることはあって、上の写真。
子どもとお母さん。多分中国人。この時代は今みたいに中国人がたくさんあふれるほど旅行をしている時代じゃなかったから本当に珍しいと思う。
夜の市庁舎の前で(この暗さでも17時とかだったと思う)遊んでた。
静かな街に、聞こえるのは子供の声と、近くのレストランからのカトラリーの音だけ。
幻想的とまではいかない光景だったけど、この時見た映像はフィルターがかったように静かな物語になっている。

あと帰りのバラまき用土産を買うために入った大型スーパー。規格が日本と違ってともかく広いし、ひとつの商品に対してのメーカー製品の種類が豊富!
日本では見ることのできないパッケージデザインをたくさんみて感動したなあ。

あとは電車移動。
新幹線風の乗り物の社内販売はかろうじてカップコーヒーのみ。€0.5で美味しいコーヒーがいただけた。
日本と大きく違うのはペットの扱い。
普通に車両内にゴロゴロ犬がいて楽しかったな。総じてどの犬達もしっかりと躾がされていた。

こんな風にパラパラと記憶は残っている。今思えば結構どうでもいいシーンばっかりだけど。
でも旅行ってこういう断片的な映像が絡まり合うもんなのでしょうよ。いつかごっちゃになってしまいそうだけど、旅行に出るのはまだまだ飽きる気配がしない。
次はタイについて書くけど、書ききれるかな。
今年(2014年)7月中旬からNYCへ3ヶ月行くので、それまでに書ききらないと。
NYCのレポートもたくさん残していきたいね!ただしはじめの一ヶ月はそうも言ってられないだろうな…。


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