アルカトラズ島、ゴールデンゲートブリッジを周遊クルージング!RED AND WHITE FLEETでお手軽観光

サンフランシスコの観光地と言えば定番中の定番。アルカトラズ島。
映画でいうならザ・ロック。そもそも囚人85号として入所したアルカポネだってそれの名を上げた一つである。

散々自転車でサンフラン市内を走り回った割りには、ほぼほぼ観光地らしきところへは言っておらず、おそらくこのままだとどんどんサンフランに馴染んで、「観光地?そんなとこいかなくていいよね」というテンションになりかねない。
そこで心を奮い立たせて、我々はアルカトラズ島へ…!

って、クルージングでね。


RED AND WHITE FLEET
とても有名なクルーズ会社。
サンフランのベイエリアでの幾つかの周遊を持っている。
今回は、アルカトラズ島の周りをめぐりつつ、ゴールデンゲートブリッジをくぐりつつコースを選択。
お値段$28.00。え!結構高くね!って、多分これが一番安価。ナイトクルーズやロングクルーズはそれだけで$58.00くらいしてます。
でも出すよ。観光客だし。
オンラインでブッキング。とくにフィーも取られずスムーズ予約。後は当日決められた時間までにPier 43へ行けば、このわかりやすい看板が出迎えてくれるっていう案配だ。

5月。風が冷たい。まさかとは思ったけど、サンフランの朝の海上は極寒。
裏毛付きパーカー&シェルを着て、太陽にあたってないともう立ってられない。もちろん風はふくし、だけどせっかくのクルージング。隅っこのほうで固まってなんていられない。
しかもやっぱりメジャーなクルーズ会社なだけあって、様々な国の観光客がたくさん!
その中でも多かったのが中国人。本当に裕福な層が増えたんだなって感じる熱気と勢い。
彼らにはどんなに強い風が吹付けようと、どんなに隣に座るフランス人の怒りを買おうとも無問題ってわけだ。

こっちだって負けてはいられないとパチリと写真を撮ろうとするものの…こんどは中国人マダムのおばちゃんパワーに負け押しのけられる。
おばちゃんに国境はないよね。どのお国だろうがおばちゃんには確立されたアビリティがあるみたいだ。



うみほたるからみた東京みたいなサンフランの市街。
空気は綺麗みたい。東京みたいにうすモヤかかったみたいにはなってないもの。


その対面にあるアルカトラズ島。
廃墟マニアも見向きもしないメジャーっぷりがとにかくわかる。
近くに行くと、キャピキャピした声がものすごく聞こえてくるし、ガイドさんの叫び声がこれまた大きい。
きっと昔のような、おどろおどろしい雰囲気はもう無いのでしょうね。そういうもんですねー観光地って。


さあ頭上に見えてきました。GGB。
自殺の名所とも言われるここは、陽気な外人たちの嬌声でそんな雰囲気も打ち消されひょうひょうとしたものです。

陽が高くなるにつれ、随分と暖かくなっては来たけどそれでも油断ならない。きっと夏でも寒いと思う。
ただ、クルージングが大好きな私はこの波に揺られ耳の横をごうごうと風が吹きすさぶこの感じが楽しくてならなかった。
こんなに広大な海の上にいるのに、まるで周りのことが気にならずに自分の世界にひたれる。
自分の中の自分が、グワっと世界に飛び出したみたいな、自由な空気にひたれる。

この瞬間は確かに一瞬しかなくて、いつでも時間がすぎるごとに歩み寄ってくる現実への恐怖を感じることができるんだけども、それを無理やり押し込んで見ないようにしなくとも頭の中には入ってこない。
これが旅行の醍醐味だよねって、言われたって、ここでうん、って言ってしまうとたまに来るからいいんだよ。って断言されそうだから言わないw
絶対的で、いついってもそこは私にとって普遍的な価値がある。
海って、いいよね~

さあ、この後はフィッシャマンズワーフでクラムチャウダーを食べるぞ!



wRitzs photos - flickr all photos are copyrighted to Ritz Takada

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